田舎者な嫁、東京で暮らしてみた。

田舎者な嫁による東京暮らしの記録

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【読んでよかった】アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉

最近、終活について考え始めて色々と過去のこと(特に毒実家のこと)を思い出してちょっと落ち込みがちなので、以前読んでよかった本を振り返ってみます。


今回ご紹介するのはこちら。


アドラー心理学」の創始者・アルフレッド・アドラーの言葉を紹介している本。
元々アドラーの考え方が好きで、わかりやすくたくさん載っていて読みやすかったです。


後半の一部分に家族関係の内容がありますが、時代背景等でそぐわない部分があるかもしれません。
他の部分に関しては現代にも通じる考え方で、ハッとさせられる内容が多かったです。


紹介されている言葉の中でも特に『遺伝や育った環境は単なる「材料」でしかない。その材料を使って住みにくい家を建てるか、住みやすい家を建てるかは、あなた自身が決めればいい。』と『「親が悪いから」「パートナーが悪いから」「時代が悪いから」「こういう運命だから」 責任転嫁の典型的な言い訳である。』の2つが好きと言うか……自分にとって重要な戒めだな、と思って折に触れ思い出すようにしています。
遺伝や育った環境・親・時代・運命等は選べないですし変えることは出来ないけれど、「そこからどうするのか」は自分で考えて決めたり選んだりは出来るんですよね。

●親と向き合い腹を割って話すことも選べるし、親と決別して生きていくことも出来る。
●育った環境はどうにもならないけど、これから生きていく環境は自分で出来る範囲で違うものを選ぶことが出来る。
●過酷な時代にあってもその時の最善を探して選ぶことは出来る(もちろん容易ではないと思うけれど)
●つらい運命だったとしてもどんな気持ちでそれを向き合うか、は自分で選べる。

そういうことなんだろうな、と思って繰り返し読んでいました。


過去のことを思い出すと怒り・悲しみ・苦しみの感情が出てくるけれど、長年それらを選び続けていた名残や惰性のようなものなんだろうなあと思います。
思考や価値観を変えるのは長い時間がかかると言いますし、諦めずに繰り返し「ポジティブな感情」を選び続けていきたいと思います。